スナフキンの物に対しての言葉

ムーミンのスナフキンがとても好きです。

 

ぼくは、あっちでくらしたり、こっちでくらしたりさ。今日はちょうどここにいただけで、明日はまたどこかへいくよ。


そんな風に旅しながら、色々な物を自分の目で見る生活に憧れています。
(若い頃はバックパックで旅しましたが、今はなかなか難しいです)


テントで暮らしているスナフキンは、物に対しての言葉もいくつか残しています。
いくつか紹介します。

 

何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときにはそれを頭の中へしまっておくのさ。そのほうがかばんをうんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからね。

 

物の持ち過ぎで苦しむのは、自分だぞ。

 

それはいいテントだが、人間は、ものに執着せぬようにしなきゃな。すててしまえよ。ぼくたちには、用のなくなった道具だもの。

 

自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界中でもね。

 

 

スナフキンは、物を持ち過ぎると苦しくなることを知り、

頭の中に入れるとそれだけで自分の物になることに気づいたんですね。

きっとスナフキンの頭の中は、きれいな物でいっぱいなんでしょうね。
いい物を見るとどうしても手に入れたいと思ってしまうので、そんな時はこの言葉たちを思い出します。
物を持ち過ぎた現代の私達は、

せめてきれいな物(好きな物)だけ残すようにしませんか?
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